「信州善光寺」の約3分の1サイズのミニ善光寺
関善光寺の境内は「安桜山」の麓にあり、少し上った先には重さ2.6トン岐阜県下最大の大鐘楼があります。本堂「善光寺如来堂」は、寛政10年(1798年)4月信州善光寺大勧進等順大和尚が出開帳の際に立ち寄ったのがご縁となり、信州善光寺堂を模して10年余りのの歳月をかけて文政10年(1827年)に建立されました。この本堂は、「信州善光寺」の約3分の1サイズのミニサイズで、『ミニ善光寺』として関市民からは親しまれています。
日本唯一の卍字型戒壇巡り
全国の寺院には戒壇巡り(胎内巡り)が50か所以上あるといわれています。その中でも関善光寺にある戒壇巡りは、日本で唯一「卍字型」をしており、極めて珍しい形状をしています。人が亡くなってから成仏するまでの49日になぞらえ、縄だけを頼りに49mもの暗所の道を辿ることで、非日常の中で心身を清め、リフレッシュできるといわれています。
四季折々に表情を変え、参拝客の目を楽しませる
関善光寺の境内には四季折々草木の花々を楽しむことができます。春は桜、初夏はあじさい、秋は紅葉と四季折々に表情を変え、参拝客の目を楽しませます。また、関善光寺がある安桜山には遊歩道として散策コースが整備されており、善光寺の境内に入口の一つがあります。散策コースを登っていくと頂上付近には木造三階建ての展望台があり、屋上から関市内が一望でき遠くは御嶽山や伊吹山、そして岐阜城なども見ることができ、非常に眺めがよいです。