流れる水の呼吸を「全集中」で感じてみては
深い緑に囲まれた高賀渓谷は、巨石や一枚岩の間を縫って約4kmにわたり流れており、透明感のある水と白い岩が特徴的です。岩々の間を縫って流れる水の躍動感・呼吸を感じることができます。奥長良県立自然公園の指定を受けており、休憩所も整備されています。岐阜県の名水50選にも選ばれており、優れた水環境です。
映える写真を撮るならココ!
休憩所から降りていった先の橋の上から写真を撮るとベストショットになるかも。高賀渓谷は新緑や紅葉など風情ある四季折々の姿をみせます。自分のお気に入りの時期を選んで撮ってみるのもよいですね。
実はこの淵名前があるんです
橋からみえる淵には名前がつけられています。江戸時代、農民が農業の合間の稼ぎとして、炭や薪、茶を売りに出すときに、高賀谷沿いを通っていたそうです。その道中にあた淵が炭焼き窯のように見えたため、人々から「窯の口」と名付けられました。下流から口が狭く上流に向かって大きく広がっている形が炭焼き窯の内部に似ているそうで、炭焼き窯を想像しながら見てみるとまた違った景観が浮かぶのではないでしょうか。