不動明王が祀られている滝
洞戸大野にあるこの滝は高さが約20mあり、その滝の横に高さ10m、幅10m、奥行き7mの岩の門があります。このことから「岩門の滝」と呼ばれています。鎌倉時代の後期、岩の門の下に不動明王が祀られ、「岩門の滝」に打たれて修行に励むことが盛んに行われていました。江戸時代になると物見遊山の場所として親しまれるようになりました。駐車場から遊歩道を歩き、約20分ほど歩くと滝に辿り着きます。
鳥居と滝のセットは神秘感マシマシ
滝壺の前に鳥居が立っており、その佇まいは神秘さを醸し出しています。紅葉シーズンになるとモミジの絨毯が広がり、滝が流れる岩と木の葉の緑と、モミジのオレンジのコントラストが絶妙です。
岩門だけがスポットじゃない!
駐車場から岩門の滝まで徒歩10分の道のりのある遊歩道。森のささやきや滝から流れてくる水の音が聞こえてきます。また、道中にもいくつか滝があり、段々になっている滝や、岩肌を滑るように流れ落ちる滝など様々な形態の滝を見ることができます。岩門の滝へたどり着くまでの道中も楽しみの一つです。