名古屋から関市へ。長良川鉄道でいく関善光寺を巡る旅
名古屋から関市へ、実は鉄道でも気軽に行けることをご存知ですか?
JRと長良川鉄道を利用すれば、関駅まで電車旅を楽しみながら向かうことが可能です。
本記事では、名古屋から鉄道で関市を訪れ、関善光寺や茶房宗休を歩いて巡る「さんぽ旅」のモデルコースをご紹介します。
日帰りでも無理なく楽しめて、「歩く・巡る・ひと息つく」がそろった、やさしい旅。
週末のおさんぽに、ぜひ出かけてみてください。
目次
名古屋から関駅へ、鉄道旅のはじまり
名古屋から関市へは鉄道で行くことができ、いくつかの行き方があります。
出発地や時間帯にあわせて選びやすいのも魅力です。
【① 岐阜経由】
JR東海道本線で岐阜駅へ → JR高山本線で美濃太田駅 → 長良川鉄道
・乗り換え:2回
・名古屋からの所要時間:約1時間半前後
【② 多治見経由】
JR中央本線で多治見駅へ → JR太多線で美濃太田駅 → 長良川鉄道
・乗り換え:2回
・名古屋からの所要時間:約1時間半前後
【③ 特急ひだ利用】
JR特急ひだで美濃太田駅まで直通 → 長良川鉄道
・乗り換え:1回
※本数は少なめですが、楽ちんです
どのルートも、美濃太田駅で長良川鉄道に乗り換えて関駅へ向かいます。
移動そのものを楽しめる、ゆったりとした鉄道旅です。

関駅は、長良川鉄道の倉庫(車両基地)も併設されており、停車中の車両をホームから間近に見ることができるのも特徴のひとつです。
静かな駅の中で、鉄道の息づかいを感じられる場所でもあります。
さらに北部へと向かう長良川鉄道の列車を見送りながら、静かなホームを渡って関駅構内へと向かいます。
駅構内では、長良川鉄道のオリジナルグッズも販売されており、鉄道好きにはたまらない一面もあります。
出発前に、少しだけ足を止めて眺めてみるのもおすすめです。



関駅の看板には日本刀が飾られており、フォトスポットとしてもとてもおすすめです。
「刃物のまち・関」に来た記念に写真を撮る方も多く、旅の思い出づくりにぴったり。
ぜひ記念に一枚、写真を撮ってみてくださいね。
関駅から関善光寺へ、静かなまちを歩く
ここから関善光寺へ、歩いて向かいます。
関駅からは静かな住宅地を5分ほどで、車の音も少なく、散歩にちょうどいい距離感です。
観光地というより、暮らしの中を歩いているような道のりも、この旅の心地よさのひとつ。

住宅地を抜けると、境内へと続く階段が見えてきます。
一段ずつ上っていくうちに、少しずつ空気が変わっていくのを感じます。

階段を上りきると視界がひらけ、威厳のある関善光寺の建物が姿を現します。
関善光寺には、日本で唯一といわれる「卍戒壇巡り(まんじかいだんめぐり)」があります。
卍の形をした戒壇を実際に歩いて体験できるのは、全国でもここだけです。
少し暗い通路を進みながら、自分と向き合うような静かな時間が流れます。
時間に余裕がある方は、ぜひ体験してみてください。
関善光寺ならではの、特別なひとときになるはずです。
四国八十八ヶ所ご分身めぐり
弘法堂の横にある階段を上ると、鐘楼の手前に四国八十八ヶ所ご分身めぐりの入口があります。
木々に囲まれた山道を進んでいくと、少しずつ石仏が姿を現しはじめます。
澄んだ空気の中を歩いているうちに、自然と呼吸が深くなり、「歩くこと」そのものが心地よく感じられる時間が流れます。

なだらかな山道を、ひとつひとつ確かめるように登っていきます。
境内とはまた少し違う、静かな山の気配の中で、さんぽ旅ならではの豊かさを味わえる場所です。

ご分身めぐりの出口には、西国三十三所観音のご分身も並んでいます。
少し上がった呼吸を整えながらお参りをしたあとは、山上弘法堂の横にある階段を登り、安桜山の山頂を目指します。
安桜山山頂から展望台へ
山上弘法堂から山頂までは、歩いて約5分ほどです。
山頂に着いても、そこで終わりではありません。
さらに少しだけ高い場所を目指して、展望台へと進みます。
展望台に登ると、視線の先には関市のまち並みが広がり、天気の良い日には御嶽山や伊吹山まで見渡すことができます。
ここまで歩いてきた道のりを思い返しながら、静かに景色を味わう時間が待っています。
絶景を楽しんだら、鐘つき体験を
遊歩道を下っていくと、山上弘法堂の横へと戻ってきます。
西国三十三観音の脇を静かに通り抜けると、鐘楼が見えてきます。
ここでは、1回50円で鐘つき体験ができ、誰でも気軽に挑戦することができます。
澄んだ空気の中で鳴らす鐘の音は、思っていた以上に深く響き、歩いてきた時間の締めくくりにぴったり。
観光というよりも、静かな体験として心に残るひとときでした。
カフェ茶房宗休でひとやすみ、旅の余韻を楽しむ
旅の締めくくりは、境内にある「カフェ茶房宗休」。
関善光寺や鐘楼の余韻をそのまま連れてきたような、静かな空間です。
店内では、ゆっくりとコーヒーと手作りケーキを味わうことができます。
今回は、マイルドなブレンド(白)とたまごプリンを注文しました。
プリンは地元の養鶏場の卵を使っており、やさしい甘さと、少しかための食感が印象的。
山を歩いて少し疲れた体に、じんわりと染み渡るおいしさでした。
看板ケーキのキャロットケーキもおすすめです。
スパイスの香りがほどよく、コーヒーとの相性も抜群で、さんぽ旅の余韻を味わうのにぴったりの一皿です。
~カフェ茶房宗休~
〒501-3882
岐阜県関市西日吉町35
電話番号:0575-46-9739
営業時間:9:30~16:30(ラストオーダー 16:00)
定休日:水・木曜日
お寺で味わう特別な宿泊体験
カフェ茶房宗休では1日1組限定でお宿としての利用や、宿坊体験も行われています。
夜の境内は静かで、ひとつひとつの音色が心に残ります。
宿坊体験では、朝の鐘撞きと勤行から始まり、座禅や写経を通して約2時間、自分と向き合います。
朝の澄んだ空気の中で迎える目覚めは、ここならではの体験。旅の延長として、ぜひ宿泊してみてください。

まとめ
名古屋から鉄道で訪れることができ、歩いて巡り、ひと息ついて過ごせる関市のさんぽ旅。
季節を変えれば、また違った表情に出会えるのも関市の魅力です。
日帰りでも、心がふっと切り替わる時間を過ごすことができました。
次の休日には、鉄道に揺られながら、関市の静かな時間を味わいに出かけてみてはいかがでしょうか。
今回紹介したスポット(地図)
- 関善光寺(宗休寺)
- 安桜山公園 展望台
- 関駅
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